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8ヶ月間、勉強会を開催してみて ~IT系コミュニティ1年生からの勉強会運営〜
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Python Developers Festa 2012.07 発表資料です 8ヶ月間、勉強会を開催してみて ~IT系コミュニティ1年生からの勉強会運営〜
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8ヶ月間、勉強会を開催してみて ~IT系コミュニティ1年生からの勉強会運営〜
1.
2012.07.28 - Python
Developers Festa 2012.07 8ヶ月間、勉強会を開催してみて IT系コミュニティ1年生からの勉強会運営∼ @tmmkr
2.
自己紹介 • Tomomi
Kurigeno • twitter / @tmmkr • 普段は、とあるWebサービス の開発をしています • アジャイルサムライ読書会 新宿道場を主催してます
3.
アジェンダ •
どういう勉強会を開催したのか • そもそも開催することにしたきっかけ • 企画から開催までの流れ • 企画 • 開催前の準備 • 開催日に実施したこと • 開催後 • 勉強会を開催してみて変化した事、成長したこと • まとめ
4.
どういう勉強会を開催したのか •
『アジャイルサムライ』という書籍に関する、読書会スタ イルの勉強会 • 2011.10から企画。 • 2011.12 から、月に1回開催 • 平均12人。8回で延べ100人くらい • 読書会で企画してやったみたこと • ワールドカフェ形式のディスカッション • 座談会形式でのディスカッション • ワークショップ • 講演、LT
5.
勉強会をはじめたきっかけ •
アジャイルサムライ読み終わった! • 他の人ともっと話をしてみたい! • 東京近辺での読書会がみあたらない…(́・ω・`) • じゃあ仲間を探して自分でやってみよう! • 参加したい勉強会がないのなら主催してみようという、 すごくシンプルな発想 • ちなみに、イベント主催はおろかスタッフもほぼやった ことなし
6.
企画から開催までの流れ •
1. 企画 • 1-1 仲間探し • 1-2 会場探し • 1-3 勉強会の進め方を考える • 2. 開催前の準備 • 2-1 イベント告知 • 2-2 懇親会の準備 • 2-3 タイムスケジュールをたてる • 3. 開催日にしたこと • 3-1 読書会でやったこと
7.
企画から開催までの流れ 1.企画 •
1-1 仲間探し • Twitterや別の勉強会で興味のありそうな人に声をかけてみた • 別の勉強会で読書会への勧誘プレゼンをやってみた • そうすると2人の仲間がみつかった! • 1-2 会場探し • まず物理的に場所がないと開催できないから、場所の確保から • 一緒に運営している仲間の会社の会議室をおかりできることに
8.
企画から開催までの流れ 1.企画 •
1-3 勉強会の進め方を考える • 通勤電車でノートにアイディアを書き殴る • 実際に声を出して読んで、一人読書会をやってみた • ひとりだと考えて出てくる事に限りが。。 • エレベーターピッチを書いてみる • あれこれ考えるのもいいけど、誰か相談してみる
9.
企画から開催までの流れ 2.準備 •
2-1 イベント告知 • イベント告知のサイトはconnpassを使いました。 • アンケート機能や資料をアップできる機能もあって便利 • atndは人の目につきやすく簡単に参加登録ができる分、敢 えて避けた • 直前の案内(メッセージ送付)は必ずやるべし。怠ったときの ドタキャン率が増える
10.
企画から開催までの流れ 2.準備 •
2-2 懇親会の準備 • 10数名程度なら、居酒屋のほうが難易度低い。人数少ないなら 当日有志で募るのほうがベター • ビアバッシュをすると忙しい。受け取りや片付け等で、運営コ ストが一気上がる • ビアバッシュのほうが、時間や費用の計画ができる • 1人あたり1500円の予算があればビアバッシュ可能。2000 円にすると料理のグレードがUPできる • LTをやったりやホワイトボートを使えたりするメリットも • お酒はカクヤス、出前は、楽天デリバリーというサイトがおす すめです • ピザだけじゃなくって、イタリアンや中華やお寿司
11.
企画から開催までの流れ 2.準備 •
2-3 タイムスケジュールを考える • 何を、どの時間かけてやるのか、事前にタイムスケジュールを練っ ておく • 司会進行する上でも、安心。初めてやるなら、特に作っておく。 • 参加者にとっても、明示してあると嬉しいかもしれない
12.
企画から開催までの流れ 3.開催 • 3-1
読書会でやったこと • アイスブレイク • ワールドカフェ • 座談会 • ワークショップ • 講演 • ふりかえり
13.
企画から開催までの流れ 3.開催 • アイスブレイク
• 当初は、知らない人同士が多いということもあ り、やってみました。 • まず何かしら会話するということで、議論しや すい雰囲気に • 開催3,4回目あたりから、コミュニティが形成 されてきたので、敢えてやる必要はなくなった
14.
企画から開催までの流れ 3.開催 • ワールドカフェ
• XP祭りというイベントでやっていたので、取 り入れてみた • 全員でテーマを決め、何度かチームを入れ替え て、議論するスタイル • 場の切り盛りがとても難しい • 議論のテーマを参加者で絞って話せるというの は、メリットかも
15.
企画から開催までの流れ 3.開催 • 座談会
• 自由度が高いし、気軽にやれるのでよい。 • 準備が楽でした • その分、場をもりたて、話を促すモデレーター的 存在がいるといい
16.
企画から開催までの流れ 3.開催 • ワークショップ
• 書籍に書いてある内容を実践してみないと、よく わからないね、ということで手を動かしてみて やってみた • プロジェクトを実際にやっているわけではないの で、疑似プロジェクトをネタとして用意 • プランニングポーカーをやったり • 職場で簡単に試せないことをやれる!
17.
企画から開催までの流れ 3.開催 • 講演
• いうまでもない、今日の午後のようなスタイル • 最低でも2-3ヶ月前から、打診したい。 • 著名な方でも意外とあっさり引き受けてくださ るので、ダメもとでも打診してみる!
18.
企画から開催までの流れ 3.開催 • ふりかえり(
Keep / Problem / Try ) • 元々は、プロジェクトを振り返る際に、チーム フィードバックに利用されている手法 • これを読書会でも実施してみて、懇親会で内容を みんなで確認したりした • そのことで、運営と参加者でフィードバックし 合えたので、運営の改善にも、各個人への成長 へも繋げられた。
19.
勉強会の運営の実際 • 難しかったこと •
場をしきるということ • 最初はどう時間内で切り盛りしていくかで、 頭が真っ白になったりもした • 少々進行がぎこちないからといって、みん なが責めるわけではないので、気楽にいけ ばよし • 参加者の方からの要望を色々聞いてるうちに、 ちょっと混乱したり
20.
勉強会の運営の実際 •
変化した事 • コミュニティとしての変化 • 失敗したっていいから、とにかく手を動かせ口を動かせの 精神 • わからないのに、質問したりとかすることなくただなんと なく過ごすとかはもったいない。勉強会で失敗とか恥をか かないで、普段仕事で上手くいくと思う? • だから、どんどんやろう! • 参加者から持ちネタを持ってきての発表やミニワーク ショップがされるように
21.
勉強会の運営の実際 • 変化した事 •
自分自身 • 知らない人との出会いと仲間が増えた! • 勉強会での発表の機会を得た! • 勉強会企画未経験者でも勉強会は開催できた! • 投げ出さずに継続した事は、自分の自信に。
22.
勉強会を運営する上での課題 •
課題 • ドタキャンの問題 • 来るかどうかわからないので、いつでもドアマンだせ るようにチェックする事に。意外とコストになる。 • コミュニティ活動の発信 • 何をやってるか広く伝えきれていなかった。結果、他 のコミュニティとの交流もあまりなかった。 • 他コミュニティの交流 • 半年以上たつと、参加者も固定化してくる。他の読書 会との交流をして、新たな風を吹かせてもよかったの では
23.
まとめ •
継続的にやるには • 仲間をみつけよう • 最初はミニマムスタートでよいんじゃないか • メンター的存在がいると、コミュニティの核にもなる。 • 100%成功を求めない • 勉強会に求めるものは各人それぞれ。全員を満足させるとか 考えて、肩をはらない • 失敗しても泣かない • どんどん発言したり、手を動かしたりなど試してみる。 • みんなを巻き込む • たいていの人はとても協力的。ちょっとした準備も積極的に お願いしてみる。
24.
参考書籍/サイト •
『 IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」』 • 『アート・オブ・コミュニティ ―「貢献したい気持ち」を繋げ て成果を導くには』 • 『アイスブレイク入門』 • オブラブ - プロジェクトファシリテーション • http://objectclub.jp/community/pf/
25.
ご清聴ありがとうございました :-)